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本日は牛乳についてです。
私は花粉などのアレルギー症状が強くなるため飲まないようにしています。
牛乳は「百害あって一利なし」とアメリカの臨床栄養士の講座で教わってから15年ほど牛乳を買っていません。
ですが不思議なことに牛乳は健康食品として世の中に残り続けています。
2021年の比較的新しい文献を調べました。
-結果-
牛乳摂取量が 1 日あたり 200 ml (約 1 カップ) 増加すると、心血管疾患、脳卒中、高血圧、結腸直腸がん、メタボリックシンドローム、肥満、骨粗鬆症のリスクが低下することが示されました。 2 型糖尿病とアルツハイマー病にも有益な関連性が見出されています。逆に、牛乳の摂取は、前立腺がん、パーキンソン病、にきび、乳幼児期の鉄欠乏性貧血のリスクの上昇と関連している可能性があります。アレルギーや乳糖不耐症の可能性がある場合は注意が必要です。
※参考文献 Zhang, Xingxia, et al. “Milk consumption and multiple health outcomes:
umbrella review of systematic reviews and meta-analyses in humans.” Nutrition & Metabolism, vol. 18, no. 1, 2021.
-私見-
心血管疾患、脳卒中、高血圧、結腸直腸がん、メタボリックシンドローム、肥満、骨粗鬆症のリスクが低下するというメリットがありますが、これらのメリットは適度な運動とバランスの摂れた食事で得られます。牛乳でしか得られないメリットではありません。ですがデメリットである前立腺がん、パーキンソン病、にきび、乳幼児期の鉄欠乏性貧血は牛乳を摂ることでリスクが上がります。肥満が改善されるけどニキビが増える飲み物と聞くと、飲むのを躊躇してしまいますね。さらに牛乳アレルギーの方と乳糖不耐症の方が多くいます。お腹がゴロゴロする方はそれらに当てはまります。牛乳は、身体の調子を見ながら摂取していくのが良いかと思います。
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