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電車広告でよく見かける「脂肪冷却」。脂肪細胞を冷却して破壊するというもの。
ダイエットやトレーニングで脂肪細胞を小さくすることはできますが、破壊することはできません。
少し前までは脂肪吸引が主流でしたが、脂肪吸引には次のようなデメリットがありました。「ダウンタイム中の症状が重くなる。脂肪吸引した箇所がデコボコになることがある。傷跡が目立つことがある。色素沈着が起きることがある。」
しかし、脂肪冷却はデメリットが少ないことで認知されてきました。
当ジムのお客様から脂肪冷却の相談をされましたので文献を探しました。
本日の文献は「凍結脂肪分解による腹部の脂肪変化」
※クリオリポリシス(凍結脂肪分解)
-内容-
お腹の片側にクリオリポリシスを1 回行い、12 週間にわたって内臓脂肪組織と皮下脂肪組織が変化するかどうかを調査しました。
-方法-
左腹部に対する凍結脂肪分解前と12週間後の15人の被験者の腹部脂肪組織の断面積をコンピュータ断層撮影法で比較し、右腹部は未治療として使用した。ベースライン時と治療後 6 週間および 12 週間後に、参加者の腹囲、体脂肪率を測定しました。
-結果-
片側の凍結脂肪分解では、内臓脂肪組織の断面積、ウエスト、体脂肪率が減少しました。治療側の内臓脂肪組織の断面積は有意に減少し、未治療側の内臓脂肪組織の断面積も減少しました。
-結論-
片側のクリオリポリシスは、12週間にわたる内臓脂肪組織の減少に対する安全で効果的な治療法と考えられ、代謝の改善をもたらすはずです。
※参照 Cryolipolysis-induced abdominal fat change: Split-body trials In Cheol Hwang , Kyoung Kon Kim , Kyu Rae Lee Clinical Trial PLoS One . 2020 Dec 29;15(12):e0242782. doi: 10.1371/journal.pone.0242782. eCollection 2020. PMID: 33373395 PMCID: PMC7771684
-私見-
12週間という長い期間でも結果が出ていることは素晴らしいことです。費用はかかりますが、ダイエットの手段として選択することは良いと思います。但し生活習慣が改善されていなければリバウンドも考えられます。良い食事、良いトレーニングの習慣が身についてから治療するのが良いですね。
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