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本日の文献は「朝食欠食、体組成、心臓代謝リスク」です。
朝食の摂取がダイエットに影響するのかどうか疑問に思っている方が多いと思います。
私自身、朝食有りのダイエットも朝食抜きのダイエットもどちらも経験しております。
朝食を食べてもダイエット可能ですし、朝食を抜いてもダイエット可能です。
今は基本食べますが、お腹が全く空いていないときは食べません。
無理に食べる必要はありませんし、無理に抜く必要もありません。
ご自身の生活に合うのが1番です。
-方法-
朝食欠食を朝食摂取と比較。参加基準には、年齢 18 歳以上、介入期間 4 週間以上、グループあたり参加者 7 人以上、体組成測定値 1 つ以上が含まれます。朝食抜きが体組成および心臓代謝の危険因子に及ぼす影響について、ランダム効果メタ分析が実施されました。
-結果-
朝食摂取と比較して、朝食欠食は体重を有意に減少させた。体脂肪率は朝食摂取と欠食の間で大きな差はありませんでした。 朝食摂取者と比較して朝食を食べない人では悪玉コレステロールが増加していた。朝食を抜いた場合、血圧、総コレステロール、高密度リポタンパク質（HDL）コレステロール、トリグリセリド、C反応性タンパク質、インスリン、空腹時血糖、レプチン、インスリン抵抗性の恒常性モデル評価、またはグレリンに有意差は生じなかった。
-結論-
朝食を食べない人は食べている人よりも体重減少が可能だが体脂肪率は変わらない。朝食を食べない人は悪玉コレステロールが増える。他は特には変わらない。
※参照 Breakfast Skipping, Body Composition, and Cardiometabolic Risk: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Trials 2020 Jun;28(6):1098-1109.PMID: 32304359 PMCID: PMC7304383
-私見-
朝食を食べない人は体重が減っているにもかかわらず体脂肪が落ちていないということは、筋肉の減少が考えられます。また、朝食を食べない人は運動習慣が無い人が多い気がします。そのため運動不足の影響もあり悪玉コレステロールが増えるのかもしれません。朝食を食べたほうが良さそうですが、おススメはフルーツと豆乳ヨーグルトとナッツです。
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