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食事のタイミングで摂取カロリーが変わるかどうかを研究した文献をご紹介します。
-仮説-
食事のタイミングが遅く、入眠時間に近い時間に食べると、カロリー摂取量が増加し、BMIが高くなるのではないかと仮説を立てました。
-研究内容-
参加者は59 名。7 日間の休息/活動パターンを手首のアクティグラフィーを使用して評価され、カロリー摂取量は 7 日間の食事記録を使用して評価されました。
-結果-
食事のタイミングは全体的なカロリー摂取量と関連しているが、BMIとは関連していないことが実証されました。食事回数が多いこと、最後の食事のタイミングが遅いこと、最後の食事から入眠までの時間が短いことにより、総カロリー摂取量がより高くなることが予測されました。媒介モデルでは、食事の頻度によって、入眠近くの食事と総カロリー摂取量との関係が説明されました。
結果は、食事の相対的なタイミングが遅い、特に睡眠近くに食べると、食事の機会が増え、1日の総カロリー摂取量が増加するため、体重増加につながる可能性があることを示唆しています。
※参照 2014 Nov;34(11):930-5. doi: 10.1016/j.nutres.2014.09.010. Epub 2014 Oct 2.PMID: 25439026 PMCID: PMC4794259
Meal timing influences daily caloric intake in healthy adults Nutr Res-私見-
コロナ渦で在宅勤務が増え、間食の時間が増えたり食事のタイミングが不規則になった方は体重増加の傾向にありました。他のジムやパーソナルトレーニングで食事回数を増やすダイエット法を勧めてるところが多いです。私はどちらかというとしっかりと空腹時間を作った方が良いと思っています。お腹が空いているからこそ食事がより美味しく楽しくなります。運動中も経験上は空腹の方がパフォーマンスが上がります。1日2食~3食に決めてその中でしっかりと食事を楽しむことが結果的に摂取カロリーを低くします。キックボクシング時代に食事回数を増やすダイエット法を行っていましたが、回数が増える分1食の食事が少なくなるため毎回満足できませんでした。ストレスも溜まりやすかったです。逆に1日1食でダイエットを行ったときは1食のボリュームがあるためとても満足できました。食事回数が多い少ないは問題ではなく、いかにストレスのない食事回数を見つけられるかが重要です。まずは基本の1日3食、夜の食事は早めに済ませるが良いと思います。
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