女性の睡眠時間と体重増加との関連性

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涼しくなったせいか、秋になり食欲や睡眠欲が増加した方も多いかと思います。

私も8時間、最低でも7時間30分の睡眠を心がけておりますが皆さんはいかがでしょうか？

生理学的研究では、睡眠制限には体重増加を引き起こしやすい代謝効果があることが示唆されています。

本日の文献は女性の看護師が研究対象です。

「女性の睡眠時間と体重増加との関連性」

-研究内容-

1986年に習慣的な睡眠時間を報告した68,183人の女性を16年間追跡調査した。

-結果-

年齢とBMIを調整した分析では、5時間以下の睡眠をとった女性は16年間で7時間睡眠の女性よりも1.14kg体重が増加し、6時間睡眠の女性は0.71kg増加した。これらは身体活動や食事摂取量の調整の影響を受けませんでした。

-結論-

睡眠時間が短いと、将来の体重増加と肥満発症のわずかな増加に関連していることを示唆しています。

-私見-

16年の結果と考えるとそこまで体重は増えていませんが、短ければ短いほど確実に体重増加に繋がります。すなわちダイエットも難しくなるということです。体重増加のリスクもありますが、健康被害のリスクもあるはずです。少しでも長く睡眠時間を確保できるようにしていきたいですね。

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