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カフェイン摂取により肥満警察官の座りっぱなし時間が減り、身体活動が増加する

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前回は、カフェインを摂取することでスプリントインターバルトレーニング(キックボクシングやパーソナルトレーニングなどの強度の高い運動を数秒行い数分休むを繰り返す)後の消費カロリーが増加するという文献をご紹介いたしました。

スプリントインターバルトレーニング前のカフェイン摂取は体脂肪の減少を促進しますか?

カフェインのダイエット効果を他の文献でも探してみました。

今回はタイトルが興味深かった文献をご紹介します。

カフェイン摂取により肥満警察官の座りっぱなし時間が減り、身体活動の素因が増加する

-内容-

肥満の警察官を対象に、座りっぱなしの時間に対するカフェイン摂取の影響を調査した。

-方法-

14人の対象警察官が5mg/kgのカフェインまたはプラセボを6日間摂取した。介入期間中、非活動時間、身体活動に費やした時間、自己申告による疲労感、および身体活動の傾向に関する情報が毎日取得されました。

-結果-

カフェイン摂取により、プラセボ摂取と比較して対象警察官の座りっぱなしの時間が減少し、軽い身体活動に費やす時間が増加した。これは、身体活動を行う傾向が高いことに関連していると思われる。

※参照 G A FerreiraL WagnerR MazieroT Ataide-SilvaN A SilvaR BertuzziA E Lima-Silva Caffeine intake reduces sedentary time and increases physical activity predisposition in obese police officers Braz J Med Biol Res. 2021 Sep 20;54(11):e11556.  doi: 10.1590/1414-431X2021e11556. eCollection 2021.  PMID: 34550274  PMCID: PMC8457682

-私見-

カフェインを摂ることで交感神経が優位になり活動的になるのだと思われます。やる気が無い時や元気が無い時にカフェインを摂る方が多いと思いますが、効果有りのようです。活動的になり、運動後の消費カロリーも増加するのであればカフェインはダイエットに有効と言えますね。コーヒーや紅茶が苦手であったり歯の着色が気になる方はサプリメントで摂ると良いと思います。もちろんカフェイン無しでもダイエットは成功することはできます。カフェインに抵抗がある方は無理に摂るのはやめましょう。私もなるべく早寝したいので朝だけにしています。

 

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